Amazon UKのPrimeセールにより、Poco F9 Proの価格が約3分の1下がり、性能重視のスマートフォンが600ポンド未満で購入できるようになった。この端末は、Snapdragon 8 Elite Gen 5 V seriesプロセッサー、高リフレッシュレートディスプレイ、大容量バッテリー、200MPメインカメラを組み合わせている。

今回の値引きにより、Poco F9 Proはより高価なフラッグシップスマートフォンの代替候補になる。ただし、カメラシステムと放熱管理は、市場最高クラスの端末には及ばない。

低価格でSnapdragonの性能を実現

Poco F9 Proは、QualcommのSnapdragon 8 Elite Gen 5 V seriesチップセットを採用する。CPU構成は標準版のSnapdragon 8 Elite Gen 5と同じで、4.61GHzで動作するOryonコアを2基、3.63GHzで動作するコアを6基搭載する。主な妥協点はGPUで、フル版の3分の2の演算ユニットしか備えていない。

標準のSnapdragon 8 Gen 5と比べると、V seriesはCPUクロックが高く、12MBのAdreno High Performance Memoryを搭載する。フル版のEliteチップで利用できる18MBより少ないが、非Elite版のSnapdragon 8 Gen 5にはこのメモリが搭載されていない。テストではプロセッサー全体の性能は印象的だったものの、端末のスロットリング動作にはなお改善の余地があることが分かった。

185Hzディスプレイと高速充電

本体サイズについては中間的な選択を採用し、6.59インチのディスプレイを搭載する。パネルの解像度は1,156×2,560ピクセルで、12ビットカラー、Dolby Vision、185Hzのリフレッシュレート、最大4,500ニトのピーク輝度に対応する。画面はGorilla Glass 7iで保護されている。

電源は6,330mAhバッテリーから供給する。Poco F9 Proは100Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電に対応する。テストでは、100W HyperChargeアダプターで15分間充電するとバッテリー残量が41%回復し、フル充電には43分かかった。

バッテリー持続時間も強みの1つだ。端末のActive Use Scoreは19時間6分で、Xiaomi 17 Ultra、iPhone 18 Pro Max、そして前年のPoco F8 Ultraなど、より高価なモデルとおおむね同等だった。

カメラ構成とストレージの選択肢

背面カメラシステムは従来のPoco端末の多くを上回るが、同社の最上位モデルであるF9 Ultraには及ばない。1/1.56インチの200MPメインセンサーに、f/1.7レンズと光学式手ブレ補正を組み合わせている。50MPの2.5倍望遠カメラは、35mm判換算で60mm相当の焦点距離を提供する。一方、8MP超広角カメラはこの構成で最も弱い部分だ。

このセールを検討する購入者にとっては、512GB版のほうが魅力的な構成だ。12GBのRAMを維持しながら、追加50ポンドでストレージが2倍になる。このアップグレードは、負荷の高いゲームをインストールする人や、大量の写真・動画を端末に保存する人に役立つ可能性がある。

Amazon UKのPrimeセール期間中、600ポンド未満で購入できるPoco F9 Proは、プロセッサー性能、ディスプレイ技術、バッテリー駆動時間、充電速度をバランスよく組み合わせている。主なトレードオフは、超広角カメラの弱さとスロットリングの不完全さだ。