iQOOは、iQOO Pad Ultraで導入したゲーミング向けハードウェアの多くを引き継ぐ、新しいPad Pro 8.8タブレットを準備しています。同社はWeiboでこの新モデルの仕様の一部を明らかにしており、報道によると、2つのタブレットの主な違いはプロセッサーとゲーム向けチップになる見込みです。

iQOO Pad Pro 8.8は、iQOO Neo12とともに今月後半に中国で発売されると予想されています。中国ではすでにタブレットの予約受付が始まっていますが、iQOOは現時点で確認できる発表に価格を記載していません。

iQOO Pad Pro 8.8の仕様

iQOOのWeiboでの発表によると、Pad Pro 8.8はPad Ultraと同じ8.8インチOLEDディスプレイを搭載します。リフレッシュレートは165Hzで、ゲームや動きの速いコンテンツに適した仕様です。

タブレットのコンパクトなボディもUltraと共通です。重量は298g、厚さは5.74mmとなっています。この数値から、Pad Proはデスクトップのような使い方を主眼とする大型デバイスではなく、携帯性を重視したゲーミングタブレットと位置づけられます。

電源は9,020mAhバッテリーが担い、Pad Ultraで発表された容量と同じです。iQOOは現時点で確認できる情報の中で充電仕様を明らかにしていないため、バッテリー容量が現在のところ、タブレットの駆動時間を見極める最も明確な手がかりとなります。

冷却システムもゲーム向けの設計を継承

iQOOは、Pad UltraのIce Dome冷却方式をPad Proにも採用します。このシステムには、30×30×3.5mmのアクティブファン、合計23,253mm²の放熱面積、そして3段階のインテリジェントなファン速度設定が含まれます。

このハードウェア構成から、Pad Proは負荷の高いゲームセッション中も性能を持続できるよう設計されていると考えられます。アクティブ冷却システムにより、パッシブ冷却設計よりも安定した速度を維持できる可能性もありますが、実際の性能はソフトウェアのチューニングやゲームの負荷に左右されます。

予想されるチップセットの違い

最大の違いは、タブレット内部にあるとみられます。iQOO Pad UltraはSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6と、iQOOのQ4ゲーム向けチップを組み合わせています。一方、Pad ProにはSnapdragon 8 Elite Gen 5と同社のQ3ゲーム向けチップが搭載されると報じられています。

iQOOは、現時点で確認できる詳細情報の中でこのチップセット構成を認めていません。そのため、最終発表ではなく報道された仕様として扱う必要があります。もし正しければ、この変更によってPad Proはより低い性能帯に位置づけられる一方、Ultraのゲーム向け機能の多くは維持されることになります。

この位置づけにより、iQOOはディスプレイ、バッテリー、重量、冷却システムを変更せず、より安価な代替モデルを提供できる可能性があります。価格や完全な仕様を含む詳細は、Pad Pro 8.8が今月後半に中国で発売される際に明らかになる見込みです。