Appleは、9月29日に更新されたサポート文書によると、ノルウェーで衛星経由の緊急SOSを利用可能にしました。この機能を使うと、Wi-Fiとモバイル通信の接続が利用できない場合でも、対応地域から緊急サービスにテキストメッセージを送信できます。

ノルウェーでの提供対象は、iPhone 14以降に加え、Apple Watch Ultra 3以降です。ノルウェーでこの機能を利用するには、iPhoneにiOS 26.4以降、または対応するApple WatchにwatchOS 26.4以降をインストールする必要があります。

対応するAppleデバイスは?

衛星経由の緊急SOSは、iPhone 14以降のモデルと、Apple Watch Ultra 3以降のモデルで利用できます。そのため、対応範囲は必要な衛星通信ハードウェアとソフトウェアを備えたAppleデバイスに限られます。

ノルウェーで対象デバイスを利用している場合、この機能はWi-Fi接続もモバイルネットワークも利用できない状況を想定しています。従来の接続に頼る代わりに、ユーザーは衛星接続を通じて緊急サービスへテキストメッセージを送信できます。

ノルウェーではiOS 26.4またはwatchOS 26.4が必要

Appleは、ノルウェーで衛星経由の緊急SOSを利用するための最低ソフトウェアバージョンとして、iOS 26.4とwatchOS 26.4を挙げています。これより前のバージョンを搭載したデバイスは、Appleのサポート情報に記載された要件を満たしません。

ソフトウェア要件は、それぞれのデバイスに個別に適用されます。iPhoneユーザーはiOS 26.4以降、Apple Watch UltraユーザーはwatchOS 26.4以降が必要です。ノルウェーでサービスを利用する前に、対応ハードウェアをアップデートする必要があります。

衛星通信の提供範囲には緯度による制限

Appleは、緯度62度を超える地域では衛星通信が機能しない可能性があると警告しています。この制限は、Appleのサポート文書が示す基準よりも北に位置する地域があるノルウェーで、特に重要になります。

そのため、対応デバイスと必要なソフトウェアを利用していても、衛星経由の緊急SOSが国内のどこでも保証されるわけではありません。Appleの警告は、ユーザーがデバイスとOSの要件だけでなく、この機能の地理的な制限も考慮すべきことを意味します。

ノルウェーでの提供開始により、Appleの衛星経由の緊急メッセージサービスを利用できる場所が新たに加わりました。同社のサポート文書には、同地で利用する際の現在のデバイス、ソフトウェア、緯度に関する条件が記載されています。